ソフトバンクは、これまで「SoftBank on LINE(仮称)」としてきたオンライン専用ブランドの名称を「LINEMO(ラインモ)」とし、2021年3月17日にサービスを開始すると発表しました。
5分かけ放題をオプション化して月額2,480円に
これまでは、5分までの国内通話かけ放題をつけて月額2,980円と案内していましたが、ライバルであるKDDI「povo」と同じように、5分国内通話かけ放題をオプション化したうえで月額料金を2,480円に改定しました。
その理由として、SNSなどで「LINEの無料通話があるから十分」「通話定額はいらないから、その分、安いほうがいい」といった声があったといいます。
通話定額は、5分以内の国内通話が無料になる「通話準定額」(月額500円)、通話時間と回数ともに無制限になる「通話定額」(月額1,500円)がオプションサービスとして提供されます。
毎月20GBのデータ容量とLINEの利用で通信量がカウントされない「LINEギガフリー」については変更ありません。
LINEMOではeKYC(オンライン本人確認システム)を導入し、eSIM(組み込み式SIMカード)の契約を希望する場合は、最短で申し込み即日で回線が開通し、利用可能になります。
テザリングや国際ローミング(契約から4ヶ月目の末日までは利用できません)、フィルタリング、緊急速報メール/災害用伝言板も利用可能です。キャリア決済の「ソフトバンクまとめて支払い」は2021年4月中旬以降に対応予定です。
Yahoo!プレミアムやPayPayとの連携はありません。また、Apple Watchの対応はサービス開始時点ではありません。家族割引のカウントは対象外です。
LINEクリエイターズスタンプ使い放題
2021年夏から、700万種類以上のLINEスタンプ(クリエイターズスタンプ)が使い放題になるLINEスタンププレミアム(ベーシックコース/月額240円)を追加料金なしで利用できます。
対象スタンプをダウンロードできるほか、ダウンロードしていないスタンプでもLINEのサジェスト機能を使えばシチュエーションにあった対象のスタンプを自動的におすすめしてくれます。
なお、スタンプショップの利用は「LINEギガフリー」の対象外です。